書道について

はじめに

書道と言われると、習い事や芸術、無形文化遺産になるかもしれない日本の文化、、、など、いろいろなものが思いつくかもしれません。

今回はその書道について、

  • 書道とは何か?
  • 習字と書道の違いは?
  • 使う道具ってどんなものがあったのだろうか
  • ふと気になる書道の歴史

これらのことを徒然に書いていきますので最後まで観て頂けると幸いです。

書道とは何か?

書道。この言葉を聞いて私が思い浮かべたのは

筆を使うことで言葉に表現の多様性が現れる芸術」でした。

ウィキペディアの情報では、引用させて頂くと

書道(しょどう)または書(しょ)とは、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術である。カリグラフィーの一種。中国が起源であり従来より漢字作品があるが、日本語圏においては漢字から派生した仮名、朝鮮語圏(朝鮮の書芸)ではハングル、ベトナム語圏(ベトナムの書法(英語版))では同じく漢字から派生したチュノムやローマンアルファベットを使用するクォック・グーなどでも創作活動が行われている[1]。2009年に中国の書道が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。

wikipediaより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E9%81%93)

ちょっと理解しにくい言葉も交じっていたので、説明を私なりに図にして補足してみました。

世界ではカリグラフィー(Calligraphy)と呼ばれる文字の芸術の1つにあるもので

とくに日本、中国、韓国、ベトナムなどの東アジアで親しまれている自己表現の文化の1つ。

紀元前5000年も前の四大文明から文字は存在しているといわれ、とても長い歴史のある文化でもあるため、中国で無形文化遺産に登録されるほど親しまれているもの

だそうです。

なので、書道とをウィキペディア含めて他の説明を読んで私なりに

アジアで使う文字を使った芸術

ということではないかな?と考えています。

習字と書道の違いについて

たまに、習字と書道は同じものじゃないの?
そう考える人もいますが、ちゃんとした違いがあります。

習字:きれいな文字を書くために上手い人の字を真似すること
別名:臨書
町の習字教室や書道教室で、冊子(競書誌)を観て昇級や昇段を上げていくこともこれに当たります。

書道:習字(臨書)や日常生活で手に入れた技術を使った芸術を創ること
よく個展や毎日書道展、公募展などに出ている作品はこれになります。

雑談として、
展示会の中には、名前に(臨)と書かれていたり、(書)と書かれている作品があり
これはどちらも書道としての作品だと想っています。
違いとして
(臨):古典を臨書して臨書を極めた作品
(書):芸術作品

(臨)は臨書による作品ではありますが、真似を極めた先にある美しさがあるのでここでは書道としておきます。

道具について

話が変わり、道具ってどんなものを使うのか。
日本で生まれ育った方であれば小学校や中学校の授業で習字道具を使っていたと思います。

私も小学校で買った習字セットを中学卒業まで使い続けていたのを今でも思い出します。

さて、改めてどんなものがあったのか観ていきたいと思います。

習字・書道における道具は

文房四宝(ぶんぼうしほう)と昔から言われていて
筆  墨  紙  硯 
株式会社呉竹さんはガラスペンを入れて
文房五寶(ぶんぼうごほう)と言ったりしています。

2000年代を生きる私たちは、今でこそ機械などが発展、充実しているため不便など感じることが少なくなってきています。
ですがパソコンや機械が普及する以前、手紙や書簡など、羊皮紙や和紙、木簡など使ったやり取りが必須でした。

記録を取る。手紙を書く。ための筆記用具は生活の中でもとても重要な役割を持ってたことに加えて、和歌や漢詩などの芸術では、より言葉に面白みや楽しさ、美しさといった深みをもたせるために重要な道具でもありました。

そのため、長い歴史の中、人の一生の中で大切な道具としてしての側面もあり、宝と変わらないものとして扱われていたこともあり書くための4つの道具を総称して文房四宝と言われるようになったとされています。

ちょっと歴史を

ふとこの「書の智」を立ち上げて書道についてより深く学ぶようになり、歴史を学ばないとな~と思いましたので、簡単に書道の歴史を紹介できたらなと思います。

書道の歴史は紀元前221~206年の中国の秦の時代にまとめられた小篆(しょうてん)が今の原型と言われています。

もっと前の時代では、占いとして使われていた甲骨文字やお祭りで使われていた青銅器に書いていた文字、金文などもあったりします。

日本では1世紀、西暦1~100年ごろに漢字が入ってきたと推定されているそうです。
参考:ことば研究館

書道に必要とされる道具は飛鳥時代とされる6世紀(西暦501~600年)ごろから712年に入ったとされ、ています。

そして、平安時代(9世紀後半:西暦850~900年)にひらがなが日本で形が決まったそうです。

終わりに

先ず、こちらを最後まで読んで頂きありがとうございます。

色んな方が書道や書道に関する道具のこと、歴史などをアップしていますので、その中の1つとして読んで頂いたのはとても幸いです。

こちらを読みながら、
「知っていました。」と思った方は復習がてら観て頂けたのかなと思います( ´艸`)


私は書道を趣味として嗜み、せっかくならと書道の学びの場としてこちらを書いていますが、知っていくといかに知ったかぶりをしていたんだと気づかされたりします。

奥深い世界なんだと感心することと同時に、その感動を色んな方に共有できたら幸いですので、ちょっとずつ紹介させて頂いていきます!

今後とも読み物として楽しんでもらえるように工夫を凝らしていきますので気長に観て頂けると幸いです。

それではまた別のところでお会いしましょう!