はじめに
この記事を書いている2024年、一般的にパソコンが普及している時代。
中学校以上では(小学校もかな?)パソコンの授業が取り入れられており、学校によっては1人1台のパソコン(以後PC)が普及されているところもあります。
習字や書道といった筆で字を書くいたり、ボールペンなどで手書きをする機会は減少しているように感じます。
実際、SNS(LINE、X[旧Twitter]、Instagram)といったものを通して、正月のはがきの変わりにする人も多くなってきました。
私自身もあまり「はがき」を書かずにLINEで新年のあいさつをする機会がほとんどでもあります。
そんな時代を生きている私たちですが、はたしてパソコンの普及した現代に書道はどんな魅力になるのか。
それをここでは私個人を徒然に書いていこうかと思います。
書の魅力
書の魅力を挙げていきます。
メリット一覧
- 手書き文字に自信がつく
- 文字の芸術に対する感覚が身につく
- 字が綺麗に書けるようになる
- 字体の学習になり、フォントの使いどころが理解できるようになる
- 一生の趣味になる
- 一心不乱に物事に向き合う集中力が身につく
- 動植物の知識が身につく
- 歴史のを知れる
- 認知症の予防になる
- 描いた文字から感情、性格が読み取れるようになる
- 男性:周りが女性だらけになるので、女性とよく話せるようになる
- 女性:コミュニティが増える
- 小学生~高校生:周りより字が綺麗になり、尊敬される
- 大学生~大人:先生になり自分で教室を開くことができる
- 指導員資格(小学~中学):国語の授業で習字の授業を行える
- 指導員資格(高校):高校に出入りができ、高校生の気を取り込むことができる
- 職に困らなくなる
種類:デザイナー、陶器などの高級品作成職人、筆耕士、書道塾の先生、etc
思いついただけで17個ありました。
意外と出たな~
まだまだメリットでそうですが、直ぐ思いつかないこともあるため思いつく方は是非教えて頂けると幸いです。
メリットの種類
いくつか書の魅力を上げさせて頂きました。
上記のメリットは大きく3種類に分類できるかなと思います。
認知機能の向上
認知機能の向上。人にとって凄い大切だなと思います。
特に高齢化社会になり、まだまだこの年齢層が続いていく社会では一人ひとりの生活の負担が大きくなってきます。
そんな中、どんな人も認知能力が衰えず、はつらつと活動する方が多かったら?
介護職員の負担が減少したり、医者の負担が減ることにより緊急の治療患者に対応による死者数の減少。
色んなことが考えられます。
書に限定せずに、手書きをしている人と手書きをしない人では認知機能に差があると発表しているところもあるほどです。
参考
学びの力で認知症を改善する
手書き文字とケータイ文字入力の脳活動の比較
アナログな「手書き」が物忘れや認知症予防に!←こちらのリンクはもしかしたら期限切れかも
これは主に脳にかかるストレスが、今でいうタブレットやスマホよりも手書きの方が大きくなることで、前頭葉や側頭葉が働き、認知機能が向上するかもといったものになります。
書道家の方の中にも、高齢になることで認知症を患う方もいらっしゃるため、必ず書、手書きをしているからと言って認知症にならないわけではありません。
手書きの方が圧倒的に慣れている、思考頻度が少なくなっていることが一種の原因かなと私が個人的に思っていますが、手書きで書く場合の方が圧倒的に脳をよく使うので認知症の予防に役立つ可能性が高いと思っています。
そんなことで、認知機能の向上が1つ目のメリットになります!!
モチベーションの向上
次にモチベーションの向上になります!
書を趣味としている方は特に女性に多く、小学生から習字、書道と続けている身としては周りが女性ばかりなので綺麗な先生や同期の方と話ができるのがとても嬉しく、一種のモチベーションになっています。
男性は単純で、きれいな女性がいればそれだけでモチベーションが上がる生き物なのでこれくらいにして、
女性はコミュニティーが増えることが一番のメリットかなと思います。
書道をやっている女性の方の中にはお子さんがいたり、高齢のおばあちゃんがいたり、男性もそうですが様々な年齢層の方がいらっしゃいます。
感覚としては中高年以上の女性が多い印象です。
専業主婦の女性であれば、家庭以外のコミュニティを持つことでストレスのはけ口、アドバイスをもらえる。など、女性ならではのストレスの解消の仕方があり、また一緒にワイワイと仲間がいるので、有段者、師範に一緒になるなど楽しく行うことができます。
高齢の方であれば、教室の場所によっては若い人と交流できるためそれだけでモチベーションになりますし、ちょっとした展示会に出品するなど、趣味としてかなりいいです。
なので精神衛生を保つこと、モチベーションを向上させることに対してもうってつけなのではないかなと思います!!
職業、金銭的メリット
最後に職業、金銭的メリットになります。
すでに、書家として活動されている方、学校の先生として活動されている方でしたら実感されているかもしれません。
ある程度技術を付け、自信をつけば家で書道教室を開いて副収入にすることができます。
人によっては本収入になっている方もいますね!
ちなみに、書道教室を開くために資格は必要がありません。
なのである程度綺麗に書ける(大体有段者の実力がある)方であれば問題なく教えられるかと思います。
ただし、小~高校で教鞭をとって習字や書道を教える方は教員免許状の国語関係の資格が必要になるので注意が必要です。
なので、教室を開ける方は教育者、技術者として教える喜び、財布が潤うなど、メリットがあります。
もちろん教室を開いて収入を得ていく場合は、個人事業主扱いになるため、青色申告や白色申告などの申請が役所で必要になるため注意が必要です。
純利益(月謝や作品依頼料 ー 経費)が少なければ税金が減らせるため財務関係の知識が必要かもしれないですね
問いた形で、技術と自信があれば収入を得る手段が発生するため、もしどちらもある方は挑戦してみる価値があるのでやってみることをお勧めします。
おわりに
パソコンの普及して、手書きが少なくなった現代ですが習字や書道、手書きは大きなメリットがあり、個人や社会に対しても様々な面で貢献できるかと思います。
そのため、書に魅力はあると、私は断言させていただきます。
人によっては
「時代遅れだよ~」
「どうせ今からやってもな~」
と言われる方がいるかもしれません。
でも、今までやらなかっただけで、多くのメリットがある書。興味や関心がある方であればやり始める価値は十分にあります。
どんな人も、今、この読んで頂いているこの時間が一番若く関心がある状態です。
もしやってみたいと思えた方、思っている方は是非、書をやってみてください!
そして経験者の方々
もうすでに知っている事だったかもしれませんが、新しい発見もあったかもしれません。
よりワイワイと楽しくやっていきましょう!